オンラインショップ

ホーム > お知らせ > 「マヌカハニーから残留農薬検出」記事に関する見解について

DAIMARUHONPO NEWSお知らせ

2020/08/20

「マヌカハニーから残留農薬検出」記事に関する見解について

2020年8月16日、ネットニュースにて、以下の題名による記事が掲載されました。
以下にタイトルと概要をお示しいたします。

 

「新型コロナで人気沸騰の高級蜂蜜から発がん性疑惑農薬」
・ 日本でも人気のニュージーランド産高級蜂蜜「マヌカハニー」から、発がん性が疑われ各国が使用禁止に動いている除草剤グリホサートの成分が検出されたことがわかった。
・ 報道は、ニュージーランドの国有テレビ局が、7月下旬に同国の第一次産業省がまとめた調査報告書を基に行った。
・ 報道によると調査は、精製前の蜂蜜と同国内で販売されている蜂蜜製品を対象に、2015~16年と2019年の2回にわたって行われたとのこと。
・ 1回目の調査では、全国から集めた300サンプル中、マヌカハニーと、マヌカハニーが含まれていると見られるブレンド品は合わせて116サンプル。その16%にあたる19サンプルからグリホサートが検出された。残留基準を超えたものはなかった。
・ 2回目の調査は、国内向けのマヌカハニーの製品に絞って実施され、全60サンプル中、18%にあたる11サンプルからグリホサートを検出した。残留基準を超えたものはなかった。
・ 報告書は、蜂蜜からグリホサートが検出されたのは、グリホサートを使用している農場や牧場の近くに巣箱を置いたことが原因と指摘し、グリホサートが検出された蜂蜜の多くが、農場や牧場に植えられることの多い、クローバーや牧草用の草花の花蜜を原料としたものだったとしている。
・ 報告書は、市販の蜂蜜製品からは政府の残留基準を上回る量のグリホサートが検出されなかったことから、同国産の蜂蜜の安全性に問題はないと強調している。

 

農薬「グリホサート」について
グリホサートは世界で最も使用量の多い除草剤ですが、2015年、世界保健機関(WHO)の外郭団体である国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対しておそらく発がん性がある」との結論を下し、危険度を示す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類しました。
以降、海外では欧州を中心に2019年から2023年を目途に使用を禁止したり規制したりするという動きが急速に広がっているものです。
日本でもグリホサートは農業や公園の除草、ガーデニングなど様々な場面で使用され、学校給食用のパンや国産大豆などからの検出も相次いでいる状態です。しかし、政府による使用規制強化や禁止の動きは今のところないとのことです。
弊社では、ニュージーランド産のマヌカハニーを原材料に用いた商品として、「マヌカ蜂蜜飴」がございます。
上記報道を受け、弊社におきましても8月17日(月)から原材料供給先を通して、安全性に関する調査を依頼しています。
8月19日(水)、供給先から回答を頂きましたので、以下お知らせいたします。

 

(お知らせ)
弊社が販売する 「マヌカはちみつ UMF+5 500g」 は、ニュージーランド現地メーカーが、製品の分析結果をUMFハニー協会に提出した後、協会よりマヌカハニーとしての証明を受け、ニュージーランド政府の許可のもと、最終製品として輸入しております。
今回の記事で、農薬(グリホサート)の基準値内での検出が確認されたのは、マヌカ以外の花蜜が含まれる“マルチフローラル”と呼ばれるブレンド品での検出事例が多く、純粋なマヌカハニーでの検出ではないと認識しております。
 
上記のことより、弊社が販売する「マヌカハニー/マヌカはちみつ UMF+5 500g」 において、今回の記事の対象となる製品でないことを、報告申し上げます。
有限会社大丸本舗は弊社製品「マヌカ蜂蜜飴」について、上記回答を受け、販売を継続させて頂くことといたします。
今後とも安心の上、ご愛顧を賜れますよう、お願い申し上げます。

 

有限会社大丸本舗
信頼性保証部
ニュース一覧に戻る